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めぐりきぬこの月この日 :: 2008/08/09(Sat)


また今年も8月がめぐってきた。
6日 広島/9日 長崎の原爆祈年日、そして15日の終戦記念日・・・

私は今年のイースター(復活祭)に洗礼を受け、カトリックの信者となった。
奇しくも今年は、あの永井博士の生誕100年、
そして博士の洗礼名でもある、聖パウロの生誕2000年を祝う年である。
また、前ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が27年前に来日された時から調査が本格的に開始された禁教令の時代の殉教者“ペトロ岐部と187殉教者の列福式”がこの日本の地で初めて行われる記念すべき年である。

クリスチャンになってみて、“シンクロニシティ”というのだろうか、
奇妙な一致が多いこと・・・
というのも、日本が真珠湾を攻撃し太平洋戦争が始まった12月8日という日は、カトリックの教会暦で、
無原罪の聖母マリア(マリア様がキリストを受胎したとされる日)
そして、終戦の8月15日は 聖母の被昇天(マリア様が亡くなった日)
どちらもマリア様の祝日とされているのだ。
シスターに聞くと、日本はこの他にもマリア様との不思議な関わりがあり、
フランシスコ・ザビエルによって、日本はマリア様に捧げられた国なのだそうである。

27年前、雪のなか来日、来崎されたヨハネ・パウロ2世の平和アピールの

「・・・・戦争は人間の仕業です。戦争は死です。戦争は死そのものです。」

小学生だった私はその辿々しい日本語のスピーチを校庭で耳にし
みんなで真似をして笑っていたのだが、この言葉は私の成長とともに心の中で次第に重みを増していき、
私が大人になり、そしてクリスチャンとなった今、
戦争には勝ちも負けもなく、ただただ多くの犠牲を出すだけの愚かな行為でしかなく、その憎しみの連鎖を断ち切るには「ゆるすこと」=「愛」しかない。
人間同士が互いに助け合い、思いやりを持ってともに生きるしかないのだということに改めて気づかせてくれた。
カトリックになって良かったとつくづく感じるのはこの“非戦”の考えがあるからだ。
「ゆるし」これは兎角勘違いされやすいが、許可する意味の許しとは違う。
カトリックの人は懺悔さえすれば簡単に許される?というのはとんでもない思い違いである。
そんなに簡単にゆるされる訳などない。
罪を犯した人は、自分の犯した罪を認め悔い改めない限り「ゆるし」はない。
そして被害に遭った人は、ハラワタをえぐり取られるような苦しみに耐えながら憎悪の念を憐れみに変え、加害者が悔い改め回心するよう祈り、
そして「ゆるす」のだ。
実際、なかなかそう簡単に出来ることではないが、永井博士の言った

「如己愛人」・・・汝、己のごとく人を愛せよ

このこころを本当に大事にしたいと思う。

昨日、北京では平和の祭典であるオリンピックが始まったが、その裏で、ロシアとグルジアの内戦が勃発し、死者の数も増えているらしい。
今、この日本という国で私たちは当たり前のように暢気に暮らしているが、
人間の歴史には多くの血が流され、多くの犠牲の上に、いま平和があり、生かされているということを、歴史を振り返って知り、学ばなければならない。
世界に目を向けると今なお戦争・貧困・差別・罹災など・・・
多くの人が苦しみ喘いでいる。

私たちひとりひとりには、限りなくゼロに近い”微力”しかないかもしれないが、人は決して無力ではないのだから、自分たちに今できることは何かよく考え、行動したい。

8月、この月は祈りのうちに静かに過ごしたいと思う。
(長文ですが、読んでいただきありがとうございました。)
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