「 Trick or Treat? 」Everyday is Happy Halloween!!




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久しぶりの更新。久しぶりの帰省。 :: 2006/09/02(Sat)


先日、二泊三日で長崎へ帰省しました。

今回は、生まれて初めて長崎を訪れるという相方も同行。

長崎空港からシャトルバスに乗り松山のバス停で下車。爆心地を通り抜け、1日目の宿泊地であるカトリックセンターに向かいました。荷物を預け、先ずは目の前に建つ浦上天主堂へ。
浦上天主堂では、普段、奥の祭壇には観光客は近づけないようにしてあるのですが、相方が信者だったおかげで、

「礼拝させてください」

とシスターにお願いして、奥の副聖堂に安置してある“被爆マリア”も見せていただくことができました。
はじめ天主堂の中に入った時、相方が

「聖水はどこにあるの?」

きょろきょろ見渡してもどこにも無いので、シスターに尋ねると

「聖水はですね・・・観光客の人が、手を洗ったり顔を洗ったりするので、奥の副聖堂の前に置いてます。良かったら被爆したマリアさまも安置してありますからどうぞ。」

酷い話です。
普通どこの教会でも、葬儀など儀式をやっていない時なら、信者でない人でも中に入れてくれるはずなのに、
『これより先、立ち入り禁止』とわざわざ書いて、ロープを張って祭壇に近づけないようにしているのには、それなりの理由があり、それは、無礼な観光客にほとほと悩まされ続けた結果なのだと知り、かなしかったです。その後、原爆資料館、平和公園、グラバー園などをまわりました。

2日目は、朝から定期観光バス(長崎バス)で、外海(そとめ)の黒崎教会、出津(しつ)教会、ド・ロ神父記念館、それから愛すべき人、狐里庵先生(笑)遠藤周作文学館へ行きました。
ド・ロ神父記念館では、御歳88才というシスター橋口が出迎えてくれ、1868年 ド・ロ神父が来日した際、ミサ用にとフランスから持参したという古いオルガンを弾いてくれました。

「さあ、ご存知でしたらみなさんご一緒に」

シスターのかけ声で、♪いつくしみふかき と ♪かみともにいまして 
という聖歌を、私たちの他2人の観光客の人と一緒にみんなで合唱しました。

「はい、みなさんお上手でした」(笑)

という、失礼かもしれないけど可愛いシスターの言葉に、みんなが笑顔になり、心がホッと温まるようなひとときでした。ずっとお元気で居て欲しいなあと思います。

ここ外海地方は、複雑に入り組んだ海岸線に山がせり出した、とても風光明媚なところで、あの遠藤周作の小説『沈黙』の一説

「人間がこんなに哀しいのに主よ海があまりに碧いのです」

と刻まれた“沈黙の碑”が建つ丘の背後には、かつてキリシタン達が迫害を逃れ渡り住んだという五島列島へとつづく紺碧の海が広がっています。
水平線に沈む夕日が最高らしいですが昼間の景色も素晴らしかったです。

バスツアーの後は26聖人殉教地、聖フィリッポ(西坂)教会、中町教会、長崎港クルージング。
夜はうちの家族と一緒に中華料理の会食。この日の夜はシーズー犬のココちゃんの歓迎をうけ、弟夫婦の新居に泊めてもらいました。

3日目、朝 早目に起き、弟とお嫁さんが車で大浦天主堂へ連れて行ってくれました。
私と相方が教会を見ている間、二人はおみやげ物屋さんを見ているというので別行動。
お昼は4人で吉宗(よっそう)で茶碗蒸しと蒸し寿司を食べました。
そこで嫁が突然「はい、これ。」と相方になにやら包みを差し出し

「誕生日おめでとう!」

この日、相方の誕生日だということを朝から話していたので、別行動をしている時に二人は密かにおみやげ物屋さんでプレゼントを買ってくれていたのでした。
開けてみるとガラスで出来た天使のオーナメントが2つ。

「“愛し君へ”っていうドラマ見なかった?ピンクの天使を後でお姉さんにあげてくださいね。」

“愛し君へ”というのは、さだまさしが書いた『解夏』という話のドラマ版で、その話の中でこのガラスの天使が出てくるらしい。
ピンクの天使を女性が、ブルーの天使を男性がそれぞれ持っていると、二人は結婚出来るそうな(笑)

弟の嫁はいつも、可愛い“サプライズ”の贈り物をしてくれる人で、またしても・・・ちょっと照れるような嬉しい贈り物をくれました。
弟夫婦には今回とても世話になり、ありがたかった!
うちの両親も、相方とは初対面だったのですが好印象だったようで、安心しました。

見るところ盛りだくさんの強行スケジュールで、ヘトヘトに疲れましたが、相方にとって、いわばカトリックの総本山とでもいうような長崎に行けて、歴史をたどり、教会を巡り、祈りを捧げることが出来、とても良い機会になったようです。私も、長崎市民だった頃とは別の視点で長崎という街を見ることが出来て、なんだかとても新鮮で、「やっぱり良い街だなあ」と、もどりたくなりました。
今度は、もっと涼しい時にゆっくり帰りたいと思います。
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